【明石かがやき】3月2日活動報告 with たたみ

子どもの頃、冬の台所を裸足でウロウロしていると、
母が呆れて自分のスリッパを履かせようとしてくれました。
当時は有難迷惑に思ってましたが、
この頃は活動拠点の「床冷房」の冷たさと母の気持ちが沁みてきます。
主に足の裏に。

まだまだ寒い「弥生三月さよならの月」、最初の活動報告を文責たたみでお送りします。
(注1.拠点にはボアスリッパがあります。
注2.『弥生三月……』俵万智先生の短歌ですが
その……刺激強めなので引用はここまでです)

今日は新しい生徒が来てくれました。
早速学校のテストの見直しです。

僕は他の子たちと図形の平行移動や分数の通分で和気あいあいとしてたのですが、向こうから
　「マッチを……買って、くれませんか」
くらいの悲痛さで
　「数学……分かり、ますか」
と言われ、急きょ交代
(しつこいようですが 注3.本文には若干の誇張が含まれます)。

新しく来た子に「ハイジに対するオンジ」のように頼もしく思われたい僕は、
揚々とした足取りで席に着きます。

問題を見て、足取りが「立ち上がったばかりのクララ」になりました。
難しい……。
学力というより経験値で何とか凌ぎましたが危ないところでした。
このあと参考書買って勉強します。

悪いことは続きません(？)。
帰り際、Ａちゃんが「雪が降ってます！」と教えてくれました。
いつもより大きな声で。
いつもより大きな声で。

　ありがとうユキ！

違った、これじゃハイジに出てくる子ヤギだ、ありがとう雪！
僕は嬉しくて、窓から見るより外に飛び出してしまいました。寒ッ！
昭和レトロと風邪が流行ってます。お大事に。