【明石かがやき】12月23日活動報告 with たたみ

あなたは　UFOを信じますか？

いま「はぁ？」ってなったそこのあなた、分かります。「自明なつもりがよくよく考えると自分にとってのファイナルアンサーを用意してない問い」は意外とあって、いきなり突きつけられると戸惑いませんか。「善いとか悪いってどういうこと？」とか。

先日かがやきにきたN君もそうした問いを向けてきました（以下、事情により前回とネタ被りです。ピロさんごめんなさい！　あとこの、落語の枕みたいな導入はなんとかならんもんか）。

受験勉強に煮詰まってきたN君、
「なんで勉強せなあかんの？」
10代特有の綺麗な目をして聞いてきます。
差し向かいで指導してたチューターは困ったでしょうね、こんな不意打ち。

側で聞いてた僕は、
いやもう、脳内で言葉が止まりませんでしたよ。
色んな感情もありましたし。
その後も考え過ぎて知恵熱が出そうだったので、考えを整理するためにパソコンに向かい、気づいたら二千字超えてました。活動報告の400字でも頭を抱えるのに（二千字の内容は…まあいいじゃないですか）。

受験勉強、面白くないですよね。
知的好奇心とは別の受験テクニックなんてのもあるし、なんだかんだ理由をつけて逃げたくもなるってもんです。実際、彼が聞いてきた時の目には若干のズルさも見え隠れしてたような。

そんなN君、今日はちゃんとやり通しました。途中で散々ぼやいたり、突っ伏して仮眠とりながら、最後まで。数学も、苦手な英語も。

隣の机では姉妹が揃って数字と向き合ってます。
妹さんは算数。お姉さんは数学。
短い時間でしたがよく来てくれました。頑張ってくれました。
焦る必要はないけど、頭や心が柔らかいときにしか出せない、吸収力のパフォーマンスみたいなものは確かにあるのでこの時間を大切にしてほしいと、吸収力の落ちた僕なんかは思っちゃいます。

みんなまたおいで。
勉強も他のことも嫌なことばっかりじゃないと伝えるのは大人の役目だから。

※以前手伝いに行った子どもキャンプで「UFOは未確認飛行物体の略やから、いま飛んでるあの飛行機も確認してないからUFOや」と言ったら信じた子がそれを感想文に書いてて、「ちゃんとした大人になろう」と思ったので。

今回も参加してくださったチューターの方々ありがとうございました！