【明石かがやき】08月31日活動報告withたたみ

こんにちは。
先日台風6号が直撃する関東を避け、空路で岩手に行ってきました。
北東北。
正しく読んでも逆から呼んでも北東北。キツツキトマトスイス仔猫南北東北(『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』参照)。
笑いあり恐怖ありの冒険譚を聞いてほしいところですが、前回の長すぎる報告でさすがに反省し、今日は当社比0.7倍を目標に執筆します。申し遅れました、文字数に不自由なたたみが報告いたします。

学習時間、私は二階の小学生組を担当しました。
タブレットで学習する姿にも慣れてきましたが、М君は国語算数英語を次々解いていきます。英語はヒアリングもあります。
向いではJ君が漢字の書き取り。なんでもご家族が手本を書いてくれたそうで、ページの上の方にはとてもきれいな字で「鹿児島」「新潟」などと書かれています。

実は自信ないんですよね、新潟の潟とか岐阜とか、鳥取の字の順番とか。書けます?だって、私と新潟の関わりなんて米と高橋留美子先生の他は……ありました。ていうかいました、目の前に。

新潟出身、帰省の際は地元のお土産を持ってきてくれるチューターぴろさんの目が何かを訴えているようで、直視できません。
これが滋賀県民なら「琵琶湖の水止めたろか!」という定番の脅し文句がありましたが、新潟県民はどうなんでしょう。コメ不足に悩む昨今、へそを曲げられると死活問題になるかも知れません。粛々と覚えましょう、「新潟」。そしてJ君、進捗はどうでしょう。
J君、段ボール箱の中に入ったりパズルが気になったり遊びたそうにしてましたが、ご家族が手間暇かけた分はちゃんと完成しました。えらい。

アクティブラーニングでは平和にカードゲームなど。
橋本治が「人が仲良くなる一番自然な方法は共同作業をすること」と言ってましたが、学校以上に広い世代の集まるかがやきの場で普通にゲームをするのは見た目の当たり前な印象以上に意味があるのでは、と思います。相手はAIでもなくリモートでもなく、目の前にいる人間ですからね。
そして、その意味のある(のではと思う)ゲームに見向きもしないJ君はレゴブロックを丁寧に組み立てていきます。付録の本を見ながら、替えがききそうな小さな部品もブロックの山から根気よく探し出し、記者やワニなどを作ってました。すごい集中力、いつかレゴランドに行ってほしいくらいです。

二学期が始まりました。かがやきは通常運転ですが、前の学期より気が重く感じる子もいるかもしれません。
そんな子が遠慮なく気持ちを表せる場でありますように。
ここに来てる子も、来てない子も、正直な気持ちをちゃんと言えたり、気持ちが言葉になるのを待ってくれる場所がありますように。

「子どもは静かに溺れる」

これは水難事故に限ったことではないようです。

九月のはじめにむけて。

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